検証・御嶽山噴火 火山と生きる―9.27から何を学ぶか

検証・御嶽山噴火 火山と生きる―9.27から何を学ぶか

(BK-24011)

【2015年度 新聞協会賞(編集部門)決定! 】 死者58人、行方不明者5人を出し、戦後最大の火山災害となった御嶽山の噴火から、間もなく1年。2014年9月27日の噴火は、山上に人がいる状態での大規模噴火という未曾有の事態とともに、登山者の救助・捜索や噴火予知とその情報伝達、被災関係者のケア、さらに御嶽山を大きな資源に据えて観光振興する山麓の暮らしなど、それらの「あり方」に広く影響と課題を残しました。
信濃毎日新聞社は噴火以降、連載記事や1カ月ごとに特集を組んで御嶽山と向き合ってきましたが、本書は本年1~6月に計68回の連載をまとめた単行本です。被災関係者へのアンケートや、山麓で開催したシンポジウム等を踏まえ「悲劇を繰り返さないために、何が必要か」を考えます。火山活動が各地で活発になる昨今、火山列島に暮らす全ての人に伝えたい教訓です。

【内容】
グラビア―噴火から再捜索まで

第1部 生死の分かれ目
第2部 できなかった「予知」
第3部 前例なき「救助」
第4部 心の支えを
第5部 山麓の模索
第6部 やるべきことは
火山と生きるために―七つの提言

被災関係者アンケートの内容と分析
シンポジウム「火山と生きる 御嶽山に学ぶ」詳報
御嶽山と国内火山をめぐる主な動き

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