気象ブックス013. 台風と闘った観測船
気象ブックス013. 台風と闘った観測船
(BK-22097)
饒村 曜/著 成山堂書店/刊 4-6判 160p
台風災害の軽減に貢献した定点観測船の闘いの記録。
戦後の日本は荒れた国土を次々と台風が襲ったため、様々な防災対策がとられていくが、そのためにも台風の様子を性格に把握することが急務であった。精度のよい予報も正確な観測のうえに成り立っている。 この時切り札となったのが、台風が通る洋上に船を浮かべて定常的に観測を行なう定点観測業務で、幾多の困難を乗り越え、30年以上も継続されてきた。気象衛星「ひまわり」等の誕生によって、定点観測船はその役割を終えたとはいえ、日本の防災活動に画期的な貢献をしたことには違いない。
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