気候変動の文明史
気候変動の文明史
(BK-22148)
安田喜憲/著 NTT出版/刊 4-6判 265p
NTT出版ライブラリー「レゾナント」創刊第2弾/巨大災害の世紀を生き抜くために今こそ読んでおきたい緊急提言の書!
これまで、気候変動はグローバルな現象だと捉えられてきた。だが、著者たちによる最新研究などにより、気候変動は全世界で同時進行するのではなく、モンスーンアジア地域を中心に、500年単位で先行することが明らかになった。つまり、日本を含むアジア諸国にとって、地球環境問題への取り組みは火急の課題であり、とりわけ「人間生活の視点」に立った、ローカルな予測が必要とされている。人口増加、森の破壊、それに伴う食糧危機……わずか数世紀で忽然と姿を消したイースター島の文明と同じ道をたどらないために、どうすればいいのか?本書では、古今東西の例を比較しながら、気候変動と文明の盛衰の関係を明らかにし、現代の地球とりわけモンスーンアジア地域の生き残る道をさぐる。
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