地球化学講座 6 大気・水圏の地球化学

地球化学講座 6 大気・水圏の地球化学

(BK-41016)

河村公隆・野崎義行/編 培風館/刊 A5判 319p


地球の中でも、大気と陸水、海洋と言った水圏に関する化学に集点をあてたものである。前半は、まず大気の構造、組成の特長について、二酸化炭素やエアロゾルなど環境問題に絡む微量成分を中心に解説する。次にオゾンの生成、破壊を中心に成層圏、対流圏の光化学について述べ、さらに地球規模での大気の循環・輸送について解説する。後半は、まず陸水について述べ、次に海水成分の組成とその循環について、さらに陸地や海底との境界領域の物質について述べた後、最後に海底の堆積物について解説する。

[主要目次]
1.大気の構造
2.大気組成とグローバル変化
3.成層圏の光化学
4.対流圏の光化学
5.大気成分のグローバル循環・輸送
6.陸水の地球化学
7.海水の元素組成
8.海洋における元素の分布を支配する要因
9.海洋境界を通しての物質のフラックス
10.海底堆積物の地球化学
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