平成24年度季節予報研修テキスト　季節予報作業指針 　〜基礎から実践まで〜

気象庁　気候情報課/編　A4判　361頁

目次
1　季節予報とは
1.1　気象庁が発表している季節予報
1.2　季節予報に関係する大気の大規模な変動
1.3　季節予報の予測可能性
1.4　季節予報のための数値予報システムの現状
1.5　季節予報の今後
1.6　季節予報担当者に必要な知見

2　季節予報に関わる大気・海洋現象の基礎知識
2.1　はじめに
2.2　日本の天候の季節変化
2.3　日本の天候の季節変化をもたらす大気循環場の季節変化
2.3.1　日本付近のジェット気流の変化とその要因
2.3.2　日本付近の移動性擾乱活動の変化とその要因
2.3.3　停滞性の高低気圧および前線の特徴と形成メカニズム
2.3.4　アジアモンスーンの季節変化
2.3.5　熱帯域大気循環・海面水温の季節変化
2.4　様々な時間スケールの大気・海洋の変動
2.4.1　偏西風の変動とテレコネクションパターン
2.4.2　熱帯季節内変動とその影響
2.4.3　エルニーニョ/ラニーニャ現象に代表される熱帯海洋変動とその影響

3　予報システム
3.1　季節予報の予測可能性と確率予報
3.2　1ヶ月予報と異常天候早期警戒情報の予報システム
3.3　3ヶ月予報と暖・寒候期予報の予報システム
3.4　予報システムの今後の展望

4　季節予報作業
4.1　1ヶ月予報と異常天候早期警戒情報
4.2　3ヶ月予報と暖・寒候期予報
4.3　天候情報と天候のまとめ
4.4　季節予報の評価手法

5　季節予報に関わる現象のメカニズムを理解するための力学的な基礎知識
5.1　準地衝風近似による北半球中高緯度大気の大規模な現象の理解
5.2　赤道β平面近似による訂緯度の大気の大規模な循環の理解
5.3　熱帯鯛と中高緯度大気との関係
6　季節予報用語集