平成25年度 量的予報技術資料 第19号  平成25年度予報技術 研修テキスト

平成25年度 量的予報技術資料 第19号  平成25年度予報技術 研修テキスト

(BK-64030)

気象庁予報部/編 A4版 85頁


本誌からの予報士試験の問題になりそうな章が目白押し!(第4章 解析雨量と降水短時間予報の改善)など、また何を聞かれても・・・ なんてならないために、予報士の方も読破をお勧めします。

目次
はじめに
第1章 これからの予報官に求められるもの
1.1  予報業務を取り巻く環境
1.2  予報官の予報業務
1.3  具体的な予報作業の要点
1.3.1 第1ステップ{解析・監視}
1.3.2 第2ステップ{解釈}
1.3.3 第3ステップ {検討}
1.3.4 第4ステップ {判断}
1.3.5 第5ステップ {行動}
1.3.6 予報作業における留意点

第2章 実例に元図板予報作業の例
2.1 大雨の事例(平成24年7月九州北部豪雨)
2.1.1 はじめに
2.1.2 2012年7月12日の熊本県阿蘇地方を中心とした大雨
2.1.2.1 熊本県の細部と地形
2.1.2.2 7月11日日勤時のシナリオについて
2.1.2.3 大雨時の実況監視と大雨警報の発表判断
2.1.2.4 まとめ
2.2 大雪の事例(平成25年1月14日関東地方南部の大雪事例)
2.2.1 はじめに
2.2.2 南岸低気圧による関東地方の降雪時の気象特性
2.2.2.1 雪に関する知見
2.2.2.2 降雪量の予測手法
2.2.2.3 南岸低気圧による関東地方の降雪時の気象特性
2.2.3 2013年1月14日の大雪に対する予報作業

第3章 予報作業における過位の利用について
3.1 過位の定義と保存性
3.2 過位の非保存性
3.3 力学的圈界面
3.4 日位偏差と下層との相互作用
3.5 急発達する熱帯低気圧・寒冷渦・台風における過位分布の特徴
3.6 等温位面過位と等過位高度の利用について
3.7 現業での利用について

第4章 解析雨量と降水短時間予報の改善
4.1 解析雨量の改善
4.1.1 レーダーデータ
4.1.2 上空エコー
4.1.3 上空エコーの除去
4.1.4事例紹介
4.1.5 上空エコーの除去の応用
4.2 降水短時間予報の改善
4.2.1 降水短時間予報におけるLFMの利用法
4.2.2 事例紹介
4.2.3 統計検証結果

第5章 集中豪雨が発生する総観〜メソαスケール環境場の統計解析
-7月(梅雨末期)の九州地方について
5.1 はじめに
5.2 データと解析方法
5.3 解析結果
5.3.1 環境場を表す各要素の平均場の水平分布
5.3.2 各要素と集中豪雨との関係
5.3.3 2要素の組み合わせと集中豪雨との関係
5.4 まとめと今後の課題
付録1 過位保存の導出

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