気象研究ノート 230号 北半球寒冷圏陸域の気候・環境変動

気象研究ノート 230号 北半球寒冷圏陸域の気候・環境変動

(BK-22270)

日本気象学会/刊 飯島慈裕・佐藤友徳/編 A4版 219頁


1900年代〜2000年代の20年間は、地球温暖化とみなされる全球的な気温の上昇が進行した。特に、北半球寒冷圏陸域では、北極海氷減少、低気圧活動変化、積雪面積減少、永久凍土温暖化(融解)に代表される海洋・大気・陸面での諸現象の変調が躇在した期間であった。同時に、日本周辺でも暑夏・豪雨など関係した異常気象は巷間で大きく宣伝され、環境変化を実感させられる期間であった。

目次
第1章 最近20年間の北半球寒冷圏陸域研究の進歩
第2章 シベリア域における大気陸域水循環
第3章 雪氷変動がもたらす北ユーラシアの大気ー陸面相互作用
第4章 温暖化の象徴としての陸域寒気形成
第5章 河川流出変動
第6章 陸面過程(地上熱・水フラックス)ー東シベリアヤクーツクでのフラックス観測を中心に
第7章 陸面過程モデルによる北極陸面プロセスの変化の評価
第8章 北方林の冬期をまたぐ気候メモリと季節内・季節間の陸面過程連鎖
第9章  気候変動と永久凍土ー全球現象での永久凍土観測網による知見
第10章 植生(森林生態・土壌)
第11章 植生変動の衛生リモートセンシングによる研究
第12章 環境変動と北方林生態系応答
第13章 近年の広域積雪面の変動
第14章 高緯度における大気ー陸面相互作用
第15章 陸域モデル相互比較とモデルー観測連携
第16章 寒冷圏陸域研究の将来像

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