雲を愛する技術
雲を愛する技術
荒木健太郎/著 新書判 331ページ
「子どもの頃はよく空を見上げていたんだけど、最近は全然見てなかった」こんな話をよく聞きます。みなさんは覚えているでしょうか。いかにも夏という感じの、青空に映えるモクモクした雲の壮大さを。みなさんは見たことがあるでしょうか、激しい雷雨の過ぎ去った空にかかった、心打たれるような美しい虹を。(「はじめに」より)
豊富な写真と雲科学の知見から、身近な存在でありながら、本当はよく知られていない雲の実態に迫り、その心を読み解いていく。雲研究者の著者が留まることを知らない愛と情熱を注いだ、雲への一綴りのラブレター。
もくじ
はじめに
第1章 雲を愛するための基礎
1・1 雲を愛する技術とは
1・2 雲とは何か
1・3 雲を作る空気の性質
1・4 雲をなす粒子
1・5 雲の人生を決めるもの
1・6 雲と風の関係
第2章 様々な雲
2・1 十種雲形
2・2 さらなる雲の分類
2・3 特殊な雲たち
2・4 高層大気の雲
第3章 美しい雲と空
3・1 大気による彩り
3・2 水の粒による彩り
3・3 氷の粒による彩り
3・4 夜空の輝き
3・5 電気で光る空
3・6 汚れた空も愛おしい
第4章 雲の心を読む
4・1 雲による流れの可視化
4・2 雲が伝える大気の気持ち
4・3 危険を呼びかける雲
4・4 災害をもたらす雲
4・5 怖がられることの多い雲や空
第5章 雲への愛をもっと深める
5・1 雲と遊ぶ
5・2 身近な雲科学で遊ぶ
5・3 雲と上手く付き合う
5・4 雲への愛を伝えよう
あとがき
動画一覧
参考文献
スペシャル・サンクス
限定サイン本 ありがとう御座います、終了いたしました。!
※ 配送時間・日にち指定・代金引換などが無く1〜3冊「厚さ3センチ重さ4キロ」までなら「レターパックライト・投函のみ」360円がお勧めです。