航空気象入門

航空気象入門

(BK-25001)

日本航空協会/刊 B5判 69p


技術の進歩にもかかわらず、飛行の安全は依然として低い視程、乱気流、着氷などの気象状態に左右されている。経験の浅いパイロットは気象予報士が出す天気予報以上の知識を学ぶべきか疑問だろう。しかしベテランのパイロットはその答えをよく知っている。予報士の気象情報は大規模な気団の動きと気象観測所の局地的な天候に基づき作成される。気団は時々予報を超えて移動し、幾つかの観測所は遠く離れて存在する。このためパイロットは観測所間の空域に悪天を発生させる気象状態を知り、通報の示す現況から変化した気象状態も予想する必要がある。また予報士の判断は気象状態の解析にとどまるので、飛行へ影響する要素は航空機の性能や装備に加え、自分の技量、経験、体力の限界を考慮して、パイロットが判断しなければならない。航空気象業務は気象庁、運輸省航空高、防衛庁、航空会社、個人の協力によって成立する。更に国際的な気象業務の必要性が増加し、海外の気象情報も重要な役割を担っている。実際の飛行で経験する以外、気象を正確に判断したかどうか知る方法はない。この本は気象知識の一般概念を学ぶパイロットの助けとなり、経験を積み学習を深めるにつれ優れた判断の基礎を提供する。 ・・・・本文より

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