気象研究ノート 214号 オホーツク海の気象 大気と海洋の双方向作用
気象研究ノート 214号 オホーツク海の気象 大気と海洋の双方向作用
(BK-22129)
白いオホーツク。氷の白と雲の白。オホーツク海の気象の神秘と謎と魅力。オホーツク海には、人を虜にさせる秘められた何かが隠されている。冬の海氷、それらをもたらすアムール川。冷夏の原因であるオホーツク海高気圧と下層雲。環オホーツク域の環境変動を記録するカムチャッカの氷河。海洋学、雪氷学、水文学、気象学との融合点がここにあり、世界的にも特殊な気候が形成され、それが美しい日本の気候や風土そして文化の形成の一翼を担っているのである。その神秘にとりつかれた科学者達がその魅力を語り謎を解く。本書はこれまでのオホーツク海研究を礎に新たな知見を提唱する野心作であり、オホーツク海研究をいざなう啓蒙書でもある「オホーツク海を知らずして、日本の気象を語るべからず」とは決して過言ではない。
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気象研究ノート 214号 オホーツク海の気象 大気と海洋の双方向作用
立花・本田/編 日本気象学会/刊 B5判 178p
これまでのオホーツク海研究を礎に新たな知見を提唱する野心作であり、オホーツク海研究をいざなう啓蒙書でもある「オホーツク海を知らずして、日本の気象を語るべからず」とは決して過言ではない。¥3,700