災害の襲うとき
災害の襲うとき
(BK-31012)
ビヴァリー・ラファエル/著 石丸正/訳 4-6判 512p
「強度のストレスという条件のなかで人間がどのように反応するか、またそのようなストレスを受けている個人、家族、社会をどうすればもっとうまく救済できるかについて、より多くのことを学びたい者は、ぜひこの本を読むべきである。自動車事故から台風や地震、火災、さらに放射能汚染や環境破壊まで、現代人はつねに災害の脅威にさらされている。本書は詳細なデータをもとに、災害の本質、死と生存、立ち退きと再定着など、災害の諸相をくまなく考察している。とりわけ本書の特色は。災害の心理学的な検討だけにとどまらず、災害時の恐ろしい体験をした人々が深刻な心の傷を負うこと、さらに救援に当たる人々までが「隠れた被害者」として精神的打撃を受けることを明らかにし、その対処法を示した点にある。災害のもたらす精神的後遺症を分析した本書は、災害の研究・対策に新しい視点を導きいれた。誰もが「災害」の立会い人である現代において、本書は何びとにも読まるべき書物といえよう。また被災者のケアに当たる精神科、心理相談関係者にとっては必読の書であろう。
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災害の襲うとき
ビヴァリー・ラファエル/著 石丸正/訳 4-6判 512p
「強度のストレスという条件のなかで人間がどのように反応するか、またそのようなストレスを受けている個人、家族、社会をどうすればもっとうまく救済できるかについて、より多くのことを学びたい者は、ぜひこの本を読むべきである。¥3,675