豪雨と斜面都市 1982長崎豪雨災害

豪雨と斜面都市 1982長崎豪雨災害

(BK-25030)

高橋和雄/著 古今書院/刊 A5判 202p


また来る豪雨災害に備え,災害予防の感性を磨こう!

このシリーズは,一人一人身につけてほしい防災知識を過去の自然災害から学ぼうという趣旨で生まれた。語り継がれてきてはいるが,もう充分ということはない。まだまだ自然の猛威は,繰り返される自然災害として私たちを襲うのだから。教える側に立つ人にこそ読んで広めてほしい。 昭和57年長崎を襲った豪雨災害の災害時のようす,災害後の復旧を詳細に解説し,今後の災害対策のための教訓を述べる。災害時の報道はどう対応したのか,水道・電気・ガスなどのストップと復旧はどうだったか,県警本部,民放,NHK,消防,対策本部はそれぞれ具体的にいつ何をしたか,道路の状況と交通機関はどうか,安否確認は,支援物資は,災害見舞金の配分はどうしたか,など知っておけば災害予防の感性が磨かれる。

第1章: 豪雨災害とその対応
第2章: 災害の記録
第3章: 災害と交通
第4章: 都市施設の被害と復旧
第5章: 長崎防災都市構想の策定と復興
第6章: 継承したい災害教訓

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