内陸都市はなぜ暑いか−日本一高温の熊谷から−

内陸都市はなぜ暑いか−日本一高温の熊谷から−

(BK-51015)

福岡義隆・中川清隆/編著 A5判 174p


内陸都市はなぜ暑くなるのか?最高気温日本一の40.9℃を記録した埼玉県熊谷市をモデルに,都市気候学の視点からそのメカニズムに迫る。
2007年8月16日、埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で最高気温40.9℃を記録しました。毎年夏になると最高気温が話題になります。「今日の最高気温」は夏のニュースの定番です。関東地方でいえば、よく聞かれる地名は大都市東京ではなく、きまって熊谷市、甲府市、館林市などの内陸の都市です。体温を超えるような暑さは、なぜ内陸に多いのか? この暑さのひみつに迫ろうとするのが本書です。
ヒートアイランド現象、フェーン現象といった原因の解明にはじまり、シミュレーションによる暑さの再現、暑さの及ぼす影響、さらには暑さの緩和策までを、都市気候学の研究者がまとめています。都市の暑さを多方面から理解するのに役立つでしょう。 気候・気象の専門家のみならず、広く一般の方々にも読んでもらいたい一冊です。

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