気象研究ノート 222号
北極の気象と海氷

気象研究ノート 222号<br>北極の気象と海氷

(BK-22228)

山崎孝治・藤吉康志/編 日本気象学会/刊 A4判 171p


北極海の海氷面は経年的に減少しており、21世紀になって現象は加速しているようである。特に2007年の9月の海氷面積は史上最小を記録し、このまま推移すれば今世紀半ばにも北極海は晩夏に海氷がなくなる季節海氷域になるのではないかと危惧される。この北極海の海氷現象は長期的にみれば地球温暖化によるものだろうが、近年の海氷減少は多くの気候モデルの予測を超えており、その要因には多くの議論がある。北極域は海洋・海氷・大気、さらには周辺陸域との相互作用による複雑な気候システムである。2007/2008年に実施された国際極年(IPY)の研究成果も出始めており、また日本でも衛星観測や現地観測により北極域の観測研究が精力的に行われている。このような背景のもと、北極域の気候システムに関する最新の研究成果をレビューし、将来の研究発展につなげるために、当気象研究ノートを編集した。
第1章 北極探検から地球温暖化観測最前線へ

第12章 北極における将来の気候変化と海洋酸性化 までテーマがぎっしりです。

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