倉嶋厚の人生気象学 思い出の季節アルバム

倉嶋厚の人生気象学 思い出の季節アルバム

(BK-23010)

倉嶋 厚/著 46判 285頁


老いてなお失うことのない日本の空への思い。故郷長野の空に寄せ、自らの歩み来しかたとともに綴った珠玉の季節エッセイ集です。。老い・病い(うつ)とむきあい、空への興味を失うことなく活動を続ける著者による、往時テレビで著者の姿に馴染んだ同じ世代の方々への心強いメッセージ。 故郷の空に寄せて読売長野版に連載を続ける季節エッセイに折々の回想を加えて構成。妻の死やうつと向合いつつ老いてなお失わぬ気象への真摯な思いが詰まっています。

目次
1 折々の思い
1 三惚れの人生
2 私の育った仏教的環境
3 私の「駆け出し時代」
4 人生通日―七月一日がくるたびに―
5 まず、その窓を開けたまえ―ある方のお便りに返信して―

2 故郷の空を思う
柱が細る(寒の内)
光の春(立春の頃)
彼岸、涅槃の石起し(春を呼ぶ嵐)
散る桜、残る桜(桜開く頃)
山国初夏(初夏の便り)
リラの人生(北国の初夏)
「唐傘一本」の覚悟(梅雨入りの頃)
五風十雨の願い(梅雨から盛夏へ)
一発大波(夏の土用)
丸茄子のおやき(故郷のお盆)
死なで信濃に(お盆から彼岸へ)
空の名残(彼岸の入り)
赤卒群飛(秋の便り)
命なりけり(深まる紅葉に思う)
初時雨(冬支度の頃)
風越の峰(冬の到来)
あとがきにかえて

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