平成24年度数値予報研修テキスト　数値予報の基礎知識と最新の数値予報システム

気象庁予報部/編　気象業務支援センター/刊　カラー図版　A4判　116頁

今回の研修テキストでは、天気予報の基盤技術となっている数値予報の基礎知識について、数値予報プロダクトのユーザーが理解しておくべき基礎、及び最新の数値予報システムの概要と改善について。

目次

はじめに
第1部　数値予報の基礎知識

第1章　概要
1.1　はじめに
1.2　数値予報とは
1.3　数値予報の流れ
1.4　全球モデルと領域モデル
1.5　決定論的予報とアンサンブル予報
1.6　数値予報システム
1.7　解析予報サイクル、サイクル解析と速報解析
1.8　数値予報とコンピュータ
1.9　数値予報の歴史

第2章　観測データと品質管理
2.1　はじめに
2.2　観測の種類
2.3　観測で得られる物理量
2.4　観測の分布
2.5　観測データ取得時間分布
2.6　デコード
2.7　品質管理
2.8　まとめ

第3章　データ同化
3.1　データ同化概要
3.2　データ同化手法
3.3　気象庁のデータ同化
3.4　各解析で用いられる観測データ
3.5　データ同化の将来

第4章　数値予報モデル
4.1　数値予報モデル概要
4.2　基礎方程式
4.3　数値予報モデルの全体構造
4.4　力学過程
4.5　物理過程
4.6　アンサンブル予報
4.7　気象庁の数値予報モデル
4.8　数値予報モデルの将来

第5章アプリケーション
5.1　はじめに
5.2　ガイダンス
5.3　アプリケーションの具体例
5.4　まとめ

第6章　プロダクト利用上の注意点
6.1　はじめに
6.2　数値予報プロダクトの利用
6.3　事例で見る数値予報の特性
6.4　まとめ

第2部　最新の数値予報システム
第1章　概要
1.1　はじめに
1.2　数値予報システムの変更
1.3　今後の改善計画
1.4　モデル改良手順・手続きの見直し
1.5　おわりに

第2章　最近の改善
2.1　局地モデルの本運用
2.2　全球解析の高解像度化
2.3　層積雲スキームの改良
2.4　事例検証ー平成24年4月3日・4日の、急激に発達した低気圧の予想について

付録　数値予報研修テキストで用いた表記と統計的な指標
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