気候変動で読む地球史  限界地帯の自然と植生から

気候変動で読む地球史  限界地帯の自然と植生から

(BK-22290)

水野一晴/著 B6版 284ページ


 温暖化、海面上昇、洪水頻発、乾燥化……。いま叫ばれる「危機」はいつ始まったのか。
大陸移動の時代から温暖化の危機が叫ばれる今日まで、地球は気候変動などの環境変化によりその姿を大きく変えてきた。特に、極度の低温や乾燥を受ける限界地帯では、わずかな変化でも自然や植生に著しい変化が起こり、時には、生態系そのものを脅かすこともある。本書は、著者がこれまで経年調査を続けてきたアフリカ高山帯や砂漠地帯を中心に、1億年から1日までのさまざまなタイムスケールで、世界の限界地帯で起きた気候変動が、自然と植生、さらには人間の生活にもたらした影響について解説していく。

目次
第一章 1億年前の化石林と大陸移動――アフリカ大陸の形成
第二章 1万年の気候変動――氷河期の終わりと「緑のサハラ」
第三章 1000年の気候変動――寒冷化と自然の変化
第四章 100年の気候変動――温暖化にともなう氷河縮小と植生変化<b第五章 10年の気候変動――森林枯死と洪水r>第六章 1日の気候変動――千変万化の自然と植物
第七章 アフリカの自然と人類の歴史

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