町なかの花ごよみ鳥ごよみ

町なかの花ごよみ鳥ごよみ

(BK-71002)

管野徹/著  草思社/刊


「いつのころからか、私には身のまわりの動植物の季節による移ろいを確かめようという思いがつのりつつあった。ことにツバメが去る日、セミやコオロギが鳴きやむ日などを、1日単位で特定したいと思った。
そのためには毎日、いる、いないの記録を採らねばならないことに気づいた」  (序章より)
こうして、フィールドの林が失われるまで、足かけ4年、914日間に及ぶ連日観察が続けられたのであった。
横浜近郊で半世紀以上にわたり生物万般を観察してきた著者による読み物歳時記。
豊かな知識と経験に裏打ちされた、この著者ならではの出色の生物誌。

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