山の気象学
山の気象学
(BK-81004)
城所邦夫/著 山と渓谷社/刊
本書は気象学の初歩から応用編までを紹介していますが、その中においても天気図作成以降の天気予測の目安などについて重点をおいてみました。いままでの同類書には予測の目安まで記したものはほとんどなく、これが本書の特徴ともなっています。
当初はかなり専門的な内容とも考えましたが、気象データを取得するみなさんは、気象データの取得範囲に制限があり、しかも専門的な知識も少ないことから、みなさんの知識に見合った技術内容にとどめています。 一方、気象衛星「ひまわり画像」については、地上天気図からは判断しにくい雲分布について数例紹介し、いかに「ひまわり画像」が有効であることを示しましたので、今後の参考にしてください。
なお、各章の内容については、どの章から読んでも理解しやすいように、最小限の必要事項は各章ごとに記しています。全章を読み通すと同じような内容や表現が何度となく繰り返されていることを御了承ください。
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